スタッフブログ
頭痛をやわらげたい時におススメのツボ|浅草橋アクア鍼灸整骨院
頭痛は、気温や気圧の変化がキッカケとなり起こる場合があり、自分ではコントロールできないことが多いです。
頭痛とは「片頭痛」と「緊張性頭痛」とでは、頭痛が起こるメカニズムも違いその対処法も異なってきます。
「片頭痛」
頭の片側や両側にズキズキとした痛みが出るのが特徴的です。こめかみによく症状がでます。
ドクンドクンと脈打つような痛みで、体を動かすと痛みがひどくなり、吐き気を伴うような頭痛を繰り返したり、音や光も敏感になります。
20~40代の女性に多く見られます。
月に1~2回、多いときには週に2~3回など発作的に頭痛が起こります。
脳の血管が拡張して脳神経の1つである三叉神経が刺激されることで起こると考えられています。
起こるきっかけは、ストレスや肩こり・気温や気圧の変化・空腹・女性ホルモンの変化・光や騒音・アルコールなど様々です。
「緊張性頭痛」
肩や首すじのこりとともに、頭がズーンと重くなり締め付けられるような痛みがでます。
毎日のように起こることもある頭痛です。
精神的や肉体的ストレスが引き金となり「頭に輪をはめてしめつけられるような」と表現される頭痛を起こします。
起こるきっかけは、長時間の同じ姿勢や、目の疲れ、ストレス、冷房による冷え過ぎなどです。
首や肩周りの筋肉が緊張して血流が悪くなり、痛み物質が発生して神経が刺激されることで起こります。
片頭痛と緊張性頭痛では、頭痛が起こるメカニズムも違うため、対処法も異なります。
血管が拡張して痛みが起こる片頭痛の場合は「冷やす」ことで痛みが軽減されることが多いです。
痛みを感じたら、こめかみの脈打つ部分を冷却シートや氷枕などで冷やしてみてください。
筋肉の血行が悪くなることで起こる緊張型頭痛は「温める」ことや「体を動かす」ことが痛みの緩和に有効です。
お風呂に浸かって体を温めたり、ストレッチで首や肩を動かしたりしてみましょう。
肩や首に蒸しタオルなどを当てて温めるのもおすすめです!
頭痛が起きた際に、温めたり冷やしたりケアができない!
浅草橋アクア鍼灸整骨院に来るまでにセルフケアしたい!という場合に、頭痛を和らげるツボをご紹介します!
◆片頭痛の場合◆
・合谷(ごうこく):親指と人差し指の骨が交わるところの、人差し指側でやや指先に進んだところ。
・太陽(たいよう):目尻と眉尻の中間から外方へ約2cmでくぼんだところ。
◆緊張性頭痛の場合◆
・風池(ふうち):少し上を向いた時、背骨から上がって指が止まるくぼみと、耳の下を結んだ中間点。
・天柱(てんちゅう):首の後ろにある2本の太い筋肉の外側のくぼみ。
【ツボを刺激する方法】
ツボを押す際は、手のひらや親指で気持ちがいいと感じる程度にやさしく押しましょう。呼吸に合わせて押すと効果的です。
1回6秒程度のリズムで息をはきながら少しずつ圧をかけ、そのまま2秒キープし、今度は吸いながらゆっくり圧を抜いていきます。
指以外にも、テニスボールなどを転がしてツボを刺激してもよいです。
※こんなときはツボ押しNGです!
・食事の前後1時間
・お酒を飲んだ後
・入浴の直前・直後
・押したい部分に、痛みや腫れ、熱がある場合
頭痛が起こった際に薬の服用をする方多いですが、体質に合う・合わないなどは実際に服用しないと分からず、 場合によっては実際に副作用が出てしまうこともあります。
ツボへの刺激は、身体にとってやさしい治療法です。
リラックス効果もあるので、ちょっとした気分転換にも役立ちます。
ツボ押しのセルフケアで頭痛を和らげていきながら、マッサージや鍼灸治療で体の筋肉の緊張をとったり自律神経の乱れを整えることも大切です。
鍼灸治療で頭痛ケアがしたいという方は、浅草橋アクア鍼灸整骨院にご相談ください!