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産後の骨盤矯正はなぜ必要なの?|浅草橋アクア鍼灸整骨院
妊娠した女性の身体は、お腹が大きくなるにつれ負担も大きくなります。
妊娠した時点からお産への準備が始まり、骨盤周りの筋肉や靭帯も緩くなっていきます。骨盤が歪んでしまう最大の理由は、出産時に骨盤を大きく開くためです。
ずれてしまった骨盤は本来、インナーマッスル等の働きにより元の状態に戻っていきます。
妊娠中はお腹が大きくなり身体の重心が変わることで歩き方も変わってしまい、骨盤を支える筋肉のバランスが崩れやすくなっています。
また、妊娠後期に分泌されるリラキシンというホルモンには、骨盤の靭帯をゆるめる作用があり、出産前後は骨盤が非常にずれやすい状態にあります。
そんな中、本来の状態に戻す前に、子育てや家事や職場復帰などの日常生活に戻ることで、骨盤の歪みはますます強くなっていきます。
これが、産後に骨盤が歪んでしまう大きな理由です。
産後の骨盤は徐々に元に戻ろうとして動きますが、時間が経過してしまうとゆがんだ状態のままで固定されてしまいます。
そうすると、さまざまな不調が引き起こされてしまうものです。
赤ちゃんが育てば育つほど背中や腰への負荷もかかり、出産時には赤ちゃんが骨盤を広げるようにして出てきます。
緩んだ状態での産後、育児のために腰を曲げたり、中腰になることもほぼ毎日です…。
産後は赤ちゃんのお世話で大変忙しい時間を過ごします。 そして、お世話する過程でお母さんは体を固くする動作や体勢をとりがちです。
仕事で座りっぱなしの時や新幹線や飛行機に乗った時に腰が硬くなりますよね。 同じ姿勢のままでいると、人の体は硬くなってしまうのです。
例えば、赤ちゃんの抱っこです。
抱っこをしながら赤ちゃんが眠りについたら、そのままの体勢を維持しがちです。
赤ちゃんの頭を抱えたままだと手首が腱鞘炎になりやすくなりますし、座りっぱなしになるので腰の筋肉も硬くなります。
浅草橋アクア鍼灸整骨院に来院されるママさんに多い症状の一つです。
骨盤が歪むと体調不良や体型の変化など、さまざまな悪影響を及ぼします。
◆体調への影響は以下の4つがあげられます。
・生理痛の悪化
・腰痛
・便秘、下痢
・睡眠の質の低下
◆体型や肌への影響は以下の6つがあげられます。
・肌荒れ
・O脚やX脚
・太りやすくなる
・下腹が出やすくなる
・お尻の横幅が大きくなる
・太ももが太くなる
このように骨盤が開いたり歪んだりすることによって、さまざまなトラブルが生じる可能性があります。
骨盤がズレてきたという自覚がなくても、上記の症状に思い当たる項目がある人は要注意!
筋肉が柔らかい状態を維持できると、肩コリや腰痛がなくなるだけではなく、美容や健康に思わぬ効果が感じられます。
1.ぐっすり眠れるようになる
赤ちゃんの夜泣きで睡眠時間が確保しにくい時期は、短時間でもぐっすり眠ることがとても重要です。
腰痛がなくなると、背中がべったりとベッドや床について、ぐっすり眠ることができ体力を回復することにも繋がります。
また、ぐっすりと眠れると血行も良くなるので疲労回復だけでなく美容やダイエットにも効果があります!
2.冷え性が緩和する
筋肉が柔らかいと血流が良くなります。
筋肉のポンプ作用で体のすみずみまで血液が送られるようになるので、冷え性でお困りの方も症状が緩和されるのがわかるようになります。
3.肌がきれいになる
血流は肌の状態にも関係します。血流が悪いと、老廃物が流されず、シミやシワの原因にもなります。
血流が良い状態を保てると、老廃物も流されて肌の健康も保たれます。
4.むくみが解消される
コリ固まった筋肉がリンパ管を圧迫すると、余計な水分が溜まり「むくみ」が起きます。
筋肉が柔らかくなるとリンパ液の流れが良くなるなり老廃物が流れやすくなるため「むくみ」も起きにくくなります。
5.肩コリ・腰痛から解放されて、赤ちゃんのお世話が快適にできる
ママさんが健康だからこそ、赤ちゃんもしっかりと育てることができます。
赤ちゃんのお世話は本当に大変です。肩コリや腰痛を抱えながらの赤ちゃんのお世話はなおさらです。
辛い症状まま子育てをしていると、他の場所が辛くなったり、イライラしたりと悪い事の連鎖になってしまう場合があります。
痛みや不調から解放されて、しっかりと赤ちゃんに向き合えるのが何より大事なことだと、浅草橋アクア鍼灸整骨院では考えています。
お子様とご一緒に来院可能ですので、お気軽にお問合せの上ご来院ください!
産後の諸症状のケアも行っておりますので、ご相談ください。