スタッフブログ
交通事故後での首の痛み(むち打ち)で悩んでいる方へ|浅草橋アクア鍼灸整骨院
むち打ちとは交通事故などの強い衝撃で首が揺さぶられて起こる症状を総称したものです。
その中でも
・頚椎捻挫型
・神経根症状型
・バレ・リーウー型
・混合型
・脊髄症状型
などがあり、ほとんどは骨・神経に明確な損傷がなく、レントゲンやMRIなどでは【見つからない】頚椎捻挫型が当てはまります。
ストレートネックが理由になると言う方も多いのですが、事故の衝撃でストレートネックになる事はありません。それが根本原因であれば、事故以前から症状が出ているはずです。
多くの場合は交通事故の衝撃により頸椎捻挫型のむち打ちになっています。
浅草橋アクア鍼灸整骨院に交通事故後に通院されている方で多い症状です。
むちうちの症状として
☑ 横を向くと首に痛みが出る
☑ 上下を向くと首に痛みが出る
☑ 腕・指の感覚が鈍くなって痺れが出る
☑ 肩や腕の倦怠感が出て取れない
さらにむちうちの症状は事故直後ではなく、後になってから症状が出ることも多いのです。
これは、事故の影響が筋肉痛のように後日現れるという事が一つと、直後は気が動転していて痛みを感じにくい事があるためです。
どちらにしても事故直後は、症状が出ないか注意をしておく必要があります。
【事故後の首の骨と筋肉について】
むち打ちなどでお困りの方で、首への直接的な治療では症状が改善しないかが分かってもらえるのではないかと思います。
まず、首には頸椎と呼ばれる骨が7つあり、頸椎は4番目を頂点とした前方に湾曲した形なっています。
1つ1つの頸椎が動くことで上下左右に向けるような複雑な構造になっています。
むちうちには「僧帽筋」と「肩甲挙筋」と呼ばれる筋肉へ負担が掛かっている事が多いです。
僧帽筋は後頭部や頸部~肩甲骨、鎖骨かけて付く大きな筋肉です。
肩甲挙筋も似たような位置にあって、首の骨から肩甲骨に付いています。
寝違えのような痛みでよく痛くなるのもこの辺りが多いかと思いますが、肩甲骨についているというのはポイントになります。
これを頭の片隅に入れておいて下さい。
【なぜむちうちになる?】
なぜむちうちが起きて筋肉に痛みが出るのか?を説明したいと思います。
むち打ちになる方の多くは肩甲骨の位置が下がっていたり(下制)、背骨から離れて前方に開いている(外転)という状態が多く、いわゆる猫背が該当します。
元々肩甲骨の位置が悪いうえに、事故で衝撃が加わることでむち打ちになる方が多いと思われます。
【なぜ肩甲骨の位置が悪くなるとむち打ちになりやすくなるのでしょうか?】
ここで関係してくるのが先ほどの僧帽筋と肩甲挙筋が肩甲骨についているという事です。
肩甲骨が下がる(前に開く)と、これらの筋肉が引き延ばされ、さらに事故の衝撃で大きく振られるとさらに引き伸ばされるという事になります。
引き伸ばされた筋肉が可動域の制限をすることで可動域以上に動かそうとすると痛みが出ます。
以上を考えると、痛みの箇所をマッサージすることより、肩甲骨の位置を正しくする方が重要だという事がご理解頂けるのではないでしょうか。
交通事故後に、症状が出てきてご不安なことがありましたら、浅草橋アクア鍼灸整骨院にお気軽にご相談ください!