スタッフブログ
自転車事故について|浅草橋アクア鍼灸整骨院
浅草橋アクア鍼灸整骨院にも自転車でお越しいただく方が多いです。
とっても便利ですし、電動自転車はお子さんがいらっしゃるママさんの味方ですよね!
近年の自転車ブームや電動アシスト付き自転車の普及で、自転車の保有台数は増え続けており、平成22年時点でなんと約7200万台にもなります。
その自転車運転中の事故による死傷者の4割は「24歳以下の若者と子ども」を占めて、多くが通学や通勤中に発生しています。
また、8割以上が対自動車で、自転車単独での事故がその次に多いのです。
対自動車事故では出会い頭が圧倒的で、続いて右左折時での衝突が多発しています。
自転車事故も含め交通事故が起きる原因として主なものは、
・安全不確認
例)左右や後方の安全確認をしないままの発進や進路変更など
・一時不停止
例)一時停止を無視して安全確認をしないまま飛び出したなど
・信号無視
以上の原因が挙げられ、最近は無秩序に通行することで事故も増えています。
免許制度がないということも手伝って、走行時の危険性に対する認識が低い場合が多々見られるようです。
交通事故の被(加)害者にならない為に日頃から気を付けましょう。
自転車の運転者はヘルメットの着用率の低さから、自動車との衝突や速度の出た場合では大きな外傷を負うケースが多く見られます。
死亡事故では頭部・胸部・頚部損傷が多く、負傷では脚部・腕部・頭部・頚部が挙げられます。
いずれも大きな力が作用した結果であり、事故で受けるストレスは想像以上に強いものです。
小さい衝撃で事故直後は大したことはないと思っていても、気付けば後遺症で悩まされている、ということになりかねません。
怪我の大小にかかわらず、必ず治療とリハビリを受けましょう。
【自転車保険について】
自転車は道路交通法上、「軽車両」と位置づけられ、車両と取り扱われています。
自転車には自賠責保険のようなものはありません。
いわゆる原付バイクは自賠責保険が使用できますが、自転車は道路交通法上の車両に該当しますが、自動車損害賠償保障法上の自動車には該当しないため、自賠責保険・共済が使えません。
ではどのような保険が良いのでしょうか?
まず、自身のケガに備えるには「傷害保険」があります。
損害賠償 には「個人賠償責任保険」があります。こちらは他人にケガを負わせたり、モノを壊したりして法律上の賠償責任が発生した場合に適用される保険です。
他にも自転車安全整備店で購入または点検整備を行い、基準に合格した自転車に貼られる「TS(Traffic Safety) マーク付帯保険」があります。
先の「傷害保険」は自らの生命・身体を対象として、対して「個人賠償責任保険」は相手の生命・身体・財産を対象としています。
いずれも損害保険各社で取り扱われていて、「TSマーク付帯保険」は自転車安全整備店で購入や点検整備を行って基準に合格した自転車に貼付(保険期間1年間) されるもので、こちらは交通事故の相手、それに自らの生命や身体までも対象とした保険となっています。
自動車・バイクも含めた交通事故の発生件数は全体で見ると減っているにも関わらず、近年は自転車での事故は増加している傾向です。
不要なトラブルを避ける意味でも、自転車に乗る際は事前の保険加入への検討をお忘れなく。
自転車事故の交通事故後の身体の痛みなどについてはお気軽に浅草橋アクア鍼灸整骨院にご相談ください。