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頭の神経痛とは?|浅草橋アクア鍼灸整骨院
時々起こる頭痛。
ありふれた症状と言えます。
頭痛の種類にはいくつかがあり、「緊張性頭痛」「片頭性」「群発性頭痛」と挙げられます。
その他に意外と知られていないのが、『神経』が原因で頭痛が起きる、頭の神経痛の可能性があるのです。
神経痛と聞くと坐骨神経痛、肋間神経痛が浮かぶと思いますが、実は頭でも神経痛が起こることがあるのです。
こちらは三叉神経痛や後頭神経痛などが挙げられます。
【三叉神経痛とは?】
まず、三叉神経とは脳から直接伸びる神経の中では最も太い神経のことを言い、感覚として冷たい、熱いといったことを脳に伝える役割を持っています。
三叉神経が支配する領域は後頭部を除く顔の大半で、これが分布する範囲の一部に痛みが生じることを三叉神経痛と言い、顔面の広い範囲に痛みを引き起こすのが特徴です。
中でも頬~あごの周囲に痛みが生じる場合が多いようです。
◆三叉神経痛の原因◆
大半は血管による神経の圧迫が原因で、他にも帯状疱疹後の三叉神経痛は帯状疱疹によって起こるので、帯状疱疹の皮膚症状が治まった後に強い痛みが出てくる場合もあります。
【後頭神経痛とは?】
こちらは頭痛かつ神経痛の一種で、(1)大後頭神経痛、(2)小後頭神経痛、(3)大耳介神経痛の3種類があります。
それぞれ痛む箇所が違うだけで痛みの質、程度は同じです。
いずれも以下のような症状が現れるのが特徴です。
・片側の首~後頭部や頭頂部にかけて痛む
・耳の後ろ側が痛い
・一瞬電気が走るような痛みが走り、痛みがないときでも違和感やしびれがある
・チクチクやキリキリ、またはズキズキとした痛みがある
大後頭神経、小後頭神経、大耳介神経の3つは頭を支える頚部の筋肉間から皮膚の表面側に出ているので、筋肉による圧迫を受けやすいのです。
なので、猫背やストレートネック、長時間パソコンやスマホに向かうなどで同じ姿勢をとり続けるストレスなどが、発生のきっかけとなります。肩こりが元々強い方も痛みを起こしやすいようです。
【治療方法】
◆まずは後頭部の調整です。首と頭の動きに対し細微な触診をします。
首の骨は構造が複雑なので、意外と簡単に歪んでしまいます。その異常に関して触診と動きの検査で判断していきます。
そして、本来の位置に戻していき、前後左右のバランスを見ながら整えます。
コリや歪みが深い場合は鍼治療を行う場合もあります。
浅草橋アクア鍼灸整骨院では鍼施術も行えるので手技では届かない深部へもアプローチができます。
◆次に全身の調整です。
後頭部はその部分だけでは歪みません。
そこから繋がる背骨・骨盤・腕・足・と広く範囲が及びます。
浅草橋アクア鍼灸整骨院では元々後頭部の痛みや頭痛で来院された方でも、全身のバランスも調整をしていくことでストレスなく動く状態を目指しております。
◆セルフケア指導
歪みが整った後には患者様の状態や筋力に見合ったエクササイズ、ストレッチをご指導して、姿勢の保ちが良くなるようなアドバイスも行っております。
頭痛が改善しない、首からくる不快な症状がありましたら、当院まで気軽にお越しください。