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その頭痛の原因はスマホ首かも?|浅草橋アクア鍼灸整骨院
現在、スマホの普及やデスクワーク、在宅勤務の増加によって、姿勢が悪くなり、頭痛や肩こりがひどくなっているという方が増えています。
首や肩のこり、頭痛などの症状にお悩みで医療機関にて検査をしてもらった方の中には、ストレートネックと診断された方もいらっしゃることと思います。
ストレートネックは、スマホの普及にともなって増加傾向にあることから、スマホ首と呼ばれることもあります。
ストレートネック(スマホ首)ってどんな状態なの?と思う方もいるかと思いますが、その名の通り、首の骨がまっすぐに近づいている状態を意味します。
人間の頚椎(首の骨)は7つの骨によって構成されていますが、本来であれば緩やかに前弯しています。
このカーブのことを頚椎アーチと呼んでいます。
橋のアーチ構造が衝撃を緩和するためにあるのと同じで、頚椎アーチがあることで、首や頭へ加わるダメージが吸収されています。
つまり、その前弯構造によって、頭の重さを支えることができるということです。
人の頭は、ボーリングの球くらいの重さと例えられるほど重さがあります。
さらに、傾きにより、負担は大きくなります。例えば、頭を15度前に傾けると、首には約12㎏の力がかかります。
傾ける角度によって、負担の大きさが変わってきます。
ストレートネック(スマホ首)になると、通常よりも顔の位置が前に出てしまいます。
通常よりも首が前にでてしまうと、頭の重さが首や肩にのしかかることになるため、首こりや肩こりのリスクが増します。
首や肩の筋肉が硬くなると、筋緊張によって血管が圧迫され、脳へと送られる血液量が減少します。
その結果、緊張型頭痛や片頭痛のリスクも高くなってしまいます。
ストレートネックにならないために、普段の姿勢に気をつけるのが大切ですが、なかなか難しいことと思う方も多いかと思います。
浅草橋アクア鍼灸整骨院では「どう気を付けたらよいか」について、身体の状態をみながら説明をさせていただいております。
デスクワークの方などは座っている時間が長いので、前のめりになり過ぎていないか?
自分の座り方以外にも机や椅子の高さは合っているか? など注意してください。
また、関係ないと思われがちですが、椅子の固さ等も原因になる可能性があります。
今やスマホやパソコンは欠かすことのできないアイテムとなっていますが、便利さの裏にはリスクも潜んでいるものです。
スマホやパソコンを見る時間が長くなると、ストレートネックのリスクが増し、身体だけでなく精神面にも悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、日頃から正しい姿勢を意識し、ストレッチによって筋緊張を緩和することが大切です。
実際に症状が出ている方は、浅草橋アクア鍼灸整骨院までお気軽にご相談ください。