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軽度のむちうちも要注意!|浅草橋アクア鍼灸整骨院
「むちうち」とは正式には「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」などと呼ばれ、
交通事故等によって首が鞭のようにしなることで引き起こされる、身体への症状を表現するための呼び名です。
むちうちの具体的な症状とは?
人間の頭は、人体の中でもかなりの重さがあります。
自動車の追突や衝突、急停車を原因として、頭部が身体との関係で鞭のようにしなることによって、頭が揺さぶられることで首(頚椎)に負担がかかり痛みや不調が出るものです。
自動車での追突事故やスポーツ時の衝突、高所からの転落などが主な原因として挙げられます。
その結果、首や肩に挫傷や外傷を生じさせてしまいます。
このような症状を、総じて「むちうち」と呼称します。
むちうちは、自動車の破損が小さい事故や、スピードが全く出ていない事故の場合でもなってしまう可能性があります。
事故自体が軽いからといってむちうちの心配がないということはありませんので、要注意です。
このむちうちの症状の特徴として多く挙げられるのが、交通事故の直後には身体の痛みや不調を感じないが、数日経過してから首や肩に痛みや不調が出てくることです。
事故直後はショックによる興奮状態にあったり、神経が損傷していて麻痺によって痛みを感じられなかったりする可能性もあります。
事故直後に軽い事故だったからという理由や、
痛みがない・自覚症状が全くないからという理由で病院での診断を受けなかったという方が多く見られます。
例えば、事故から数日経過して首に激痛が走りだしたり、
急に肩凝りがひどい状態になったりしたといって、この段階で初めて病院で診断を受けたとします。
例え診断書があったとしても、事故日と診断の日がずれていたら、
それが本当に交通事故による負傷なのかと、示談の際に疑いをかけられることにもなりかねません。
実際、事故から受診まで2週間を超えると、事故との因果関係を証明するのは難しいとされています。
むちうちの症状は、頚部を中心とした症状が一般的ですが、全身症状の場合もあるので、むちうちだと自覚していない方も多いです。
むちうちの症状は様々で、頭痛や首を動かしたときの痛み、倦怠感、耳鳴り、めまい、眼精疲労、吐き気、上下肢のしびれ、背中の痛みなどがあります。
むちうちの後遺症は、その症状によっていくつか種類があります。
首の捻挫や、首周辺のコリ、痛みによる後遺症は「頸椎捻挫型」と言われ、むち打ちの後遺症の大部分を占めます。
その他にも、首の神経が傷つき、めまい、耳鳴りを引き起こす「バレリュー症状型」や、
首の神経根へ負荷がかかって痺れが残る「神経根症状型」、
脊髄損傷による歩行障害で、非常に重症となる「脊髄症状型」、
脳髄液が漏れ出す「脳脊髄液減少症」があるので注意が必要です。
事故にあった時は、軽い症状だから…と甘く考えずに、まずは整形外科で診断を受けましょう。
むちうちの症状にお悩みで浅草橋アクア鍼灸整骨院に来院される方も多いです。
気になることがありましたらぜひ一度ご相談ください。